少女と魔法の鳥の物語

幼少時代、ブラジルに住んでる頃に読んだ絵本

「A menina e o passaro encantado」

~ 魔法の鳥と少女 ~


ふと、その物語を時折想い出すことがある…

少女には友達の鳥がいた

その鳥は籠の中ではなく、自由に飛び回っていた

少女に逢いたいと想った時に少女に逢いに来ていた

その鳥は不思議な力を持っていてた

自分が訪れた場所のエネルギーを吸収して自分の姿形を変える能力だった

雪国から帰った時は、雪の様に真っ白に輝き

砂漠から帰って来た時は、まるで燃え盛る様な炎の様な姿に

少女はそんな魔法の鳥に魅了されていた

次はどんな姿で会えるのかしら?

どんな風に変化して私の所へ帰ってくるのかしら?

それが楽しみで仕方がなかった

けれど、

その気持ちが大きくなるにつれ、

少女は会えない時間が苦しくて耐えられなくなっていた

そんなある日

少女は魔法の鳥を

籠に閉じ込めてしまった

これでずっと一緒にいれるね!

そうして彼女は安心出来た

しかし、それは束の間の安心だった

時間が経つにつれ、魔法の鳥の綺麗な羽は抜け落ち、

しまいには鳴かなくなってしまい、醜い姿になってしまった


少女は唖然とした

彼女が愛した鳥でなくなってしまったのだ

彼女は魔法の鳥から自由を奪うとともに、その美しさも奪ってしまったのだった


そこで少女は籠の扉をあけて魔法の鳥を自由にする


「ありがとう。僕は行かなければいけないんだ。

ここに再び還ってきたいって切望するために行くんだ

寂しさや懐かしさを感じる時、僕らの中で良い何かが成長する

あなたを想う時こそ、僕は美しくなれる

あなたを想う時こそ、あなたが美しく輝く」

そう言って鳥は飛びだった。


これで魔法の鳥は美しさを取り戻すんだ…

少女は寂しさや懐かしさを感じる度に、クリオーゼットと向き合って

ドレスを選び、髪の毛を梳かし、

窓際の花瓶に一輪の花を挿した


今日彼は戻ってくるかも知れない♬



ベッドに向かう時は寂しさもあったけど

同時に〝明日は会えるかも知れない〟という喜びも見栄えた

そうして眠りについて、再会の喜びを夢見ていた・・・



宝物の様な大切なものを発見すると

生きてることに喜びを感じて

それを大事に大事にする



大事にし過ぎちゃって

それしか見えなくなって、どんどん視野が狭まって

知らない間に固執し始めて

苦しんでしまうことは少なからずみんな感じてきたと想う…


まるでやっと我が子と出逢えた親の様に

可愛くて可愛くて

大切で大切で

大事に育てて

溺愛して

気付いた時には過保護に陥って

自分のエゴを押し付けてる様な

なんとも言えない悲しい感覚になる


でも、〝ある意味〟自分を犠牲にして

相手の自由を許すことで

肩の荷が下りて

結局自分が自由になる。。

そうなった時に本当の喜びにフォーカス出来るのかも知れないね



自分の子供に読んであげたい宝物の様な絵本♬







ダニーロ・強の軌跡

スペイン、イタリア、ポルトガル、ブラジル、日本の血を受け継いで ブラジルで生まれ育つ 11歳で日本デビュー 19歳で和太鼓の修行 21歳でバンド結成 25歳で鬱になる 28歳で定職を手放す 30歳で淡路島へ移り住む 32歳で呼吸法に命をかけると決断する 33歳で上京 ちょっと変わったダニーロ・強の人生の中で気付いた事、想いを綴るブログ

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